腕時計の歴史

職人気質の時計ブランド

腕時計の歴史について人間の体のサイクルを利用した時の概念を始まりに、日時計水時計、砂時計などから機械式の時計が作られていく流れを解説しています。

腕時計の歴史

現代利用されているクオーツ時計や機械式時計が発明される以前にも、人間は原始的な日時計から水や火の自然原理を利用した時計まで、様々な形で時間の計測や認識について考えています。

「腹時計」というとコミカルな響きがありますが道具としての時計が誕生する以前、人間の感覚や月経や妊娠期間、睡眠といった生理的な根拠による「時計」や、太陽の有無や高度の変化、潮の満ち引き、季節の移り変わりなど自然によるもので「時間」を感じていたようです。

日時計は「日影棒(グノモン)」を利用したもので、直接太陽を見なくとも1日の時間の流れを確認することができます。

雨の日や曇りの日、また夜間に時刻を知ることができないのが日時計の弱点ですが、これを克服したのが「水時計(漏刻)」で、容器から水の滴下する速度がほぼ一定であることを利用したものです。

水時計の液体であるゆえの弱点を克服したものは「砂時計」で、現在でも身近に利用されています。

13世紀頃に、「おもり」を利用した初期の機械式時計「重錘時計」が発明され、市民に伝達する方法で利用されていました。

15世紀末になると動力ゼンマイが発明され、これを時計の動力として用いることが可能になり、17世紀終わりごろには「振り子の等時性」を利用することで調速機が進化し、「アンクル型脱進機」、「ヒゲゼンマイを採用した円テンプ」により機械式時計の小型化がより進んでいきました。

中世ヨーロッパのスイスでは時計産業が盛んではありませんでしたが、ジュネーブにおいて16世紀に行われた宗教改革により職を追われた宝石職人が時計職人に転じ、また他地域からも大量の職人がジュネーブに流れ込んできたことをきっかけに時計産業の中心地となったといわれます。

19世紀後半に誕生したブレスレット形式時計が腕時計のルーツで、実用的な腕時計としては戦場で兵士が懐中時計を腕に巻いたことからきているようです。

ブランパンはこのような古い歴史の流れの中、1735年、時計職人ジャン・ジャック・ブランパンによって設立された、世界最古の時計ブランドです。

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